要支援1・2 介護保険サービス内容

要支援1・2の方が利用できる介護保険サービス
どのサービスを利用するか、ケアマネージャーさんとよく相談してみましょう。

自宅で利用するサービス

介護予防訪問入浴介護 身体的な理由から施設での入浴利用が困難な場合などに、 移動入浴車等で自宅を訪問して、入浴の介助を行います。
全身入浴 約990円 (1回の利用者負担/1割の場合)

 

介護予防訪問看護

訪問看護ステーションや病院の看護師などが自宅を訪問して、介護予防を 目的とし、自宅で療養するための世話や診療の補助を行います。
⇒ 訪問看護のできること

訪問看護ステーション
利用時

約320円 (20分未満の場合・1回の利用者負担/1割の場合)
約470円 (30分未満の場合・1回の利用者負担/1割の場合)
約820円 (30分以上1時間未満の場合・1回の利用者負担/1割の場合)

 

介護予防訪問
リハビリテーション

理学療法士や作業療法士が自宅を訪問して、生活機能を 向上させるためにリハビリテーションを行います。

短期集中
リハビリテーション

約520円 (1回の利用者負担/1割の場合)

 

介護予防
居宅療養管理指導

通院が難しい人の自宅に、医師・歯科医師・薬剤師などが訪問して、介護予防を目的とした療 養上の管理や指導を行います。
医師・歯科医師の場合 約520円 (1回の利用者負担/1割の場合)

施設に通ったり、宿泊して利用するサービス

介護予防認知症対応型通所介護(※地域密着型) 認知症の要支援者がデイサービスセンターやグループホームなどに日帰りで通って、入浴や食 事の介助や機能訓練などの介護予防を目的としたサービスを受けます。
要支援1

約1,160円+食費 (7~8時間・1日の利用者負担/1割の場合)
※サービスにより異なる

要支援2

約1,270円+食費 (7~8時間・1日の利用者負担/1割の場合)
※サービスにより異なる

 

介護予防通所
リハビリテーション
(デイケア)

介護老人保健施設や病院などに日帰りで通って、リハビリテーションを受けるほか、 個人の目的に合ったサービス(「栄養状態・口腔機能」の向上)を選択して受けます。 サービスの利用は、1ヵ月単位の定額制となります。 なお、複数のデイケア事業所に通うことはできません。

★「栄養状態・口腔機能」の向上を選択できます。

要支援1

約3,970円+食費 (1ヶ月の利用者負担/1割の場合)
※サービスにより異なる

要支援2

約6,100円+食費 (1ヶ月の利用者負担/1割の場合)
※サービスにより異なる

 

介護予防短期入所生活介護(ショートステイ) 特別養護老人ホームなどに短期間宿泊して、介護予防を目的とした、日常生活の介助や機能訓練を受けます。

特別養護老人ホーム併設型で多床室(相部屋)の場合

要支援1

約520円+滞在費+食費 (1日の利用者負担/1割の場合)
※条件により異なる

要支援2

約650円+滞在費+食費 (1日の利用者負担/1割の場合)
※条件により異なる

 

介護予防短期入所療養介護(ショートステイ) 介護老人保健施設や介護療養型医療施設などに短期宿泊して、介護予防を目的とした、日常生活の介助、看護やリハビリテーションを受けます。

介護老人保健施設併設型で多床室(相部屋)の場合

要支援1

約670円+滞在費+食費 (1日の利用者負担/1割の場合)
※条件により異なる

要支援2

約840円+滞在費+食費 (1日の利用者負担/1割の場合)
※条件により異なる

 

介護予防小規模多機能型居宅介護(※地域密着型)

生活機能の向上を目指し、利用者の住み慣れた地域で「通い」を中心に、利用者の容態や希望に応じて、随時、「訪問」や「泊まり」を組み合わせて提供するサービスです。
⇒ 小規模多機能型居宅介護とは

要支援1

約5,310円+宿泊費+食費+日常生活費
(1ヶ月の利用者負担/1割の場合)

要支援2

約9,370円+宿泊費+食費+日常生活費
(1ヶ月の利用者負担/1割の場合)

介護予防・生活支援サービス(総合事業)

訪問型サービス
(予防給付型)

ホームヘルパーが自宅を訪問し、介護予防を目的とした日常生活の介助などを行います。サービスの利用は1ヶ月単位の定額制となります。
【身体介護】 入浴・排せつなどの介助
【生活援助】 掃除・洗濯などの日常生活上の支援

週に1回程度の利用 約1,470円 (1ヶ月の利用者負担/1割の場合)
週に2回程度の利用 約2,940円 (1ヶ月の利用者負担/1割の場合)
週に3回程度の利用 約4,660円 (1ヶ月の利用者負担/1割の場合)

 

訪問型サービス
(生活支援型)

NPO法人・民間企業などの多様な主体が行う掃除・洗濯などの生活援助です。サービスの利用は1ヶ月単位の定額制となります。

「予防給付型」のような身体介護はできません。

週に1回程度の利用 約1,160円 (1ヶ月の利用者負担/1割の場合)
週に2回程度の利用 約2,300円 (1ヶ月の利用者負担/1割の場合)
週に3回程度の利用 約3,460円 (1ヶ月の利用者負担/1割の場合)

 

通所型サービス
(予防給付型)

介護事業者がデイサービスセンター等で、食事・入浴などの日常生活上の支援や機能訓練を行います。サービスの利用は1ヶ月単位の定額制となります。
要支援1

約2,650円+食費 (1ヶ月の利用者負担/1割の場合)
※サービスにより異なる

要支援2

約4,740円+食費 (1ヶ月の利用者負担/1割の場合)
※サービスにより異なる

 

通所型サービス
(生活支援型)

NPO法人・民間企業などの多様な主体が行うデイサービスです。サービスの利用は1ヶ月単位の定額制となります。

半日タイプ(2~3時間程度)です。

要支援1

約1,780円+食費 (1ヶ月の利用者負担/1割の場合)
※サービスにより異なる

要支援2

約3,290円+食費 (1ヶ月の利用者負担/1割の場合)
※サービスにより異なる

 

短期集中予防型
(サービスC)

生活のしづらさの改善や体力回復、転ばない体づくり等を目指すサービスです。
要支援1・2

【訪問コース】
リハビリテーション専門職が自宅に訪問、ホームプログラム等を助言します。
訪問回数:1人あたり最大5回まで
利用者負担:なし

【栄養訪問コース】
管理栄養士が自宅に訪問、ホームプログラム等を助言します。
訪問回数:1人あたり最大5回まで
利用者負担:なし

【訪問・通所連動コース】
リハビリテーション専門職による家庭訪問や、通所(週1回、計12回)で運動、栄養改善や口腔機能向上に向けたプログラムを行います。
1クール:訪問4回程度、及び通所12回
利用者負担:4,500円/1クール

在宅介護の環境を整えるサービス

福祉用具の貸与

生活機能の維持・向上に役立つ福祉用具(原則として、手すりやスロープ、歩行器、歩行補助つえ)に限定して借りることができます。レンタル料の1~3割が利用料として自己負担となります。
⇒ 福祉用具レンタル料金

 

福祉用具の購入

腰掛け便座や特殊尿器、入浴用いすなど、貸与になじまない福祉用具を、指定を受けた事業者から購入した場合、その費用が介護保険より支給されます。(※同一年度につき上限10万円まで)
⇒ 福祉用具の購入

 

住宅改修

手すりの取り付けや段差の解消など、小規模な住宅改修に要する費用が介護保険より支給されます。(※同一住宅につき20万円まで)
⇒ 住宅改修

その他サービス

介護予防認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)
(※地域密着型)

認知症の状態にある人が、少人数で共同生活をしながら、介護スタッフによる日常生活のお世話や生活機能の向上にも配慮したサービス提供を行います。
⇒グループホーム一覧

要支援1

利用できません

要支援2 約29,210円+居住費+食費+日常生活費 (1ヶ月の利用者負担/1割の場合)

 

介護予防特定施設入居者生活介護

有料老人ホーム等に入居し、食事、入浴、排泄の介助など、生活機能の向上にも配慮されたサービスを受けることができます。
⇒特定施設一覧

要支援1 約7,000円+居住費+食費+日常生活費 (1ヶ月の利用者負担/1割の場合)
要支援2 約11,400円+居住費+食費+日常生活費 (1ヶ月の利用者負担/1割の場合)

地域密着型サービスは、介護が必要な人が住み慣れた地域で生活するためのサービスです。利用者は地域住民に限定されます。